野菜の知識

パセリの健康パワー

パセリは料理の名脇役だが、健康パワーは主役級

 

 

パセリといえば、料理の付け合わせや飾りに使われるせり科の野菜。
原産地は地中海地方で、古代ローマ時代から食用にされてきました。
日本では付け合わせ用の地味な野菜とみられてきましたが、
ヨウーロッパでは食卓に欠かせない食材であり、ヨーロッパの人々は、
パセリを食べ残す日本人のことを不思議に思っていたといいます。

 

栄養面では、ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラス。
他にも、カロテンやカルシウム、マグネシウム、鉄なのミネラルを
たっぷり含み、利尿や解毒作用があります。
また、アピオールやミリスチシンといったパセリ特有の香り成分が食欲を
増進させ、また口臭や食中毒の予防にも効果があるといいます。

 

熱を加えると、パセリ特有の苦みが薄れるので、オリーブオイルなどで炒め、
パスタの具材にすると美味しく頂けます。もちろん、和え物や天ぷらなどに
してもいですね。
選ぶ際は、葉の縮れが細かく、みずみずしいものを選ぶのがコツ。
夏場になると、葉の縮れが大きく硬くなり、苦みの強いものが出回るので、
旬の春のうちに美味しく頂きましょう。


 

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